
「自分らしさって何だろう?」
「本当の自分って、どんな人なんだろう?」
そんなことを考えたことはありませんか?
「私は人見知りだから」
「私はネガティブだから」
「私は気が強いから」
私たちは、自分の性格をそのまま「自分自身」だと思ってしまうことがあります。
でも、性格とその人の本質は、必ずしも同じではないのかもしれません。
今回は、性格と本質の違いについて、心理学的な考え方も交えながら考えてみたいと思います。
性格は変わることがある
人の性格は、一生まったく変わらないものではありません。
例えば、
子どもの頃はとても人見知りだった人が、大人になって人前で堂々と話せるようになったり。
若い頃は感情的だった人が、年齢を重ねて穏やかになったり。
反対に、以前はおとなしかった人が、経験を重ねることで自己主張できるようになることもあります。
私たちの性格や行動は、
・生まれ持った気質
・育った環境
・人間関係
・成功や失敗の経験
・仕事や家庭での役割
・心や身体の状態
など、さまざまなものから影響を受けています。
そう考えると、性格は「自分そのもの」というよりも、
人生の中で少しずつ身につけてきた服のようなもの
と考えることもできます。
もちろん、生まれ持った傾向はあります。
でも、その服は経験によって少しずつ変わったり、必要に応じて着替えたりすることもできるのではないでしょうか。
「人見知り」は本当の自分?
例えば、
「私は人見知りだから、人と関わるのが苦手」
と思っている人がいたとします。
人見知りという特徴は、その人の性格の一部分かもしれません。
でも、その人が心の奥では、
「本当は人と深くつながりたい」
「大切な人とは心を開いて付き合いたい」
と思っているとしたらどうでしょう。
「人見知り」は性格。
「人との深いつながりを大切にしたい」は価値観。
この2つは、同じものではありません。
私は、この価値観の部分に、その人の本質を知るヒントがあるのではないかと思っています。
性格と本質の違いとは?
心理学では「本質」という言葉を直接測ることは難しいため、明確に「これが本質です」と決めることはできません。
ただ、
「その人が何を大切にしているのか」
「どんな生き方を選びたいと思っているのか」
という価値観は、その人らしさを考えるうえでとても大切です。
例えば、
・人を傷つけたくない
・自由でいたい
・誠実でありたい
・人とのつながりを大切にしたい
・誰かの役に立ちたい
・自分らしく生きたい
こうしたものは、単なる性格とは少し違います。
性格は変化しても、人生の中で繰り返し大切にしてきたものには、その人らしさが表れます。
強く反応することにもヒントがある
自分の本質を知るためには、
「何が好きなのか」
だけでなく、
「何に強く反応するのか」
を見てみるのも一つの方法です。
例えば、不誠実な態度を見ると強く腹が立つ人は、「誠実さ」を大切にしているのかもしれません。
人から細かく指示されたりコントロールされたりすることが苦手な人は、「自由」を大切にしているのかもしれません。
誰かが孤立しているのを見ると放っておけない人は、「つながり」や「思いやり」を大切にしているのかもしれません。
感情は、ときに自分の価値観を教えてくれます。
正反対の性格になっても、根っこは同じことがある
もう一つ面白いのは、
表面的な性格が正反対になっても、根っこの部分は変わっていないことがある
ということです。
例えば、子どもの頃は人に嫌われるのが怖くて、いつも周りに合わせていた人がいるとします。
その人が大人になって、今度はとても強く自己主張するようになる。
一見すると、
「弱い性格から強い性格に変わった」ように見えます。
でも、その奥には、
「傷つきたくない」
「自分を守りたい」
という同じ気持ちがあるのかもしれません。
行動だけを見ると正反対でも、その奥にあるものは同じ。
そう考えると、人の性格はとても奥深いものです。
本当の自分を知るためにできること
「本当の自分を知りたい」と思ったとき、
「私はどんな性格なんだろう?」
と考えるだけではなく、
こんな質問を自分にしてみるのもおすすめです。
「私は、人生で何を大切にしてきただろう?」
「どんなときに、自分らしいと感じるだろう?」
「誰にも褒められなくても、やりたいことは何だろう?」
「どんな人や出来事に、強く心を動かされるだろう?」
「私は、どんな人でありたいと思っているだろう?」
こうした問いをゆっくり考えていくと、
「自分はこういう性格だから」
という枠のさらに奥にあるものが、少しずつ見えてくるかもしれません。
占いや性格診断なども、自分自身を見つめるきっかけとして取り入れるのは面白いと思います。
ただ、そこに書かれていることを「これが本当の私」と決めてしまうのではなく、
「私はこの言葉をどう感じるだろう?」
と、自分の心を見るための材料として使う。
そんな付き合い方が、自分自身をより深く知ることにつながるのではないでしょうか。
「私はこういう人」と決めなくてもいい
私たちはつい、
「私は人見知りだから」
「私はネガティブだから」
「昔からこういう性格だから」
と、自分自身を決めつけてしまうことがあります。
でも、性格が服のようなものだとしたら、
今まで着てきた服を、これからもずっと着続けなければいけないわけではありません。
人見知りでも、人とのつながりを大切にすることはできます。
心配性でも、新しいことに挑戦することはできます。
ネガティブな感情を持つ日があっても、優しく生きることはできます。
大切なのは、
「私はどんな性格なのか」よりも、
「私は何を大切にして、どんな自分でありたいのか」
なのかもしれません。
性格という服の奥にいる自分。
そこに目を向けていくことで、
「本当の自分」や「自分らしさ」が、少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
【著者情報】
Mayuka レイキマスター
レイキ歴13年
兵庫・西宮
Reiki School & Salon Arcturus






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